MEMENTO MORI AT CARPE DIEM

ποιέω καί ἑρμηνεύω

Dezemberbrief

Am Jahresende kommt,

Dezemberbrief zu mir,

Der uns das Ende bringt.

Erneuert sich dann all's.

Vergangenheit vergess'n,

Werd’ ich auch dich vergess'n.

 

物事の終焉を年の終わりに重ねた,
単純だがメランコリックな詩を作ってみた。
Jambus(弱強格)の3歩格にしてある。

最後の一行は

Wirst du auch mich vergess‘n.

でも良いと思う。
どっちがどっちを忘れてしまうのだろう、
と思うかの違い。
メランコリックな気持ちで私が眺めている対象は
「君」なのだが、
自分が忘れてしまいたいのか、
自分の意に反して君が忘れてしまうのか、
このニュアンスの違いは結構重要かな?

Dezemberbrief という架空の手紙,
今では紙の手紙を書く者はだいぶん減ったと思う。
だからこそ逆に重みがあるかもしれない。

 

(日本語による意味)

歳の終わりに来る手紙,

12月の手紙は,

事の終わりを告げる手紙。

そして全てが新しく変わり,

過ぎ去ったものは忘れて行く

君のことも忘れるだろう。

(君は僕のことも忘れてしまうだろう。)